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店舗改装のタイミングとは?

お客様の最高のパートナーとして、店舗設計から改装、オフィスなどの内装工事を
お手伝いします!東京都板橋区にあります、株式会社icosです。

店舗の改装は、お店の改装目的・予算・ターゲット・現在の課題によって変わってきますが
一般的には、以下の3つのレベルに分けて考えると分かりやすいです。

@ライト改装(見た目の印象チェンジ)

工期
1日〜数日(状況によっては休業しないで実施できる場合もあります。)
内容例
  • 壁紙や床材の変更
  • 看板や照明の入れ替え
  • 店内のレイアウト変更や装飾の刷新
  • 椅子、テーブルなどの什器の一部交換
  • 外観の色替え、植物の設置 など
効果
  • 常連客に「新しくなった」と気づいてもらえる
  • SNS映え・写真映えが改善される
  • 比較的コスパが高い

Aミドル改装(店舗イメージや導線を見直す)

工期
1週間〜2週間程度(短期間の休業が必要なことも)
内容例
  • カウンターの位置変更や壁の一部撤去
  • 厨房設備の一部入れ替え
  • トイレや空調などの設備改修
  • フロア全体のリレイアウト
効果
  • 客導線がよくなり、回転率や滞在時間に影響
  • 店の「使いやすさ」や「雰囲気」が根本的に変わる
  • 新規客やリピーター獲得につながりやすい

Bフル改装(コンセプトごと刷新)

工期
1ヶ月以上(長期休業)
内容例
  • 業態変更や店名変更
  • 内装・外装すべてをフルリニューアル
  • 設備・インフラ(電気、排水など)まで全面工事
  • 新しい客層をターゲットにした空間設計
効果
  • 完全に新しいスタートが切れる
  • 大規模な宣伝、話題性を生みやすい

では、どのような時期が改装のタイミングとして有効な時期なのか?というと…

1. 売上や来客数が落ちてきた時

お店によって基準は異なりますが、売上や来客数が前年同月比で5〜10%以上減少
していたり、特に夏休み、年末年始などの繁忙期で落ち込みがあると危険信号かなと
感じます。

顔なじみのお客様の来店頻度が減っていたり、客層の変化や「空席の時間帯」が
目立つような場合、そして「ちょっと古くなったね」「前の方が良かった」などのお声や
SNSや口コミでの話題が減った・評価が落ちたなどがある場合は、タイミングかも
しれません。

ただし、「なんとなく減ったかも…」という感覚だけではなく、
数字と現場感の両方を見て、判断するのが大事です。

改装で新鮮さを出すことが、集客につながることがあります。

開店後5〜10年目の節目

開店後5年以降で改装となると、個人宅に比べてずいぶん早い気がしますが
やはりお店は使用頻度が圧倒的に高く、早く老朽化が進んでしまいます。

家庭の床なら10年持つ素材でも、店舗では3〜5年でボロボロになってしまうのです。
床・壁・扉・什器などが、毎日何十人・何百人に使われるわけです。
家のように「自分たちだけで丁寧に使う」わけではないため、摩耗が早いです。

また営業中は掃除に制限があるため、細かい部分のメンテナンスが後回しに
なりやすくもあります。

厨房の壁・換気扇・外壁など、見えない部分が早く劣化しがちです。
ライトや空調は営業時間中ずっと稼働し、家庭用の2〜3倍のペースで電球やエアコンが
消耗するのです。

お店によっては、老朽化だけではなく「なんか古い」という時代遅れ感を
感じさせてしまいます。

このように「汚れてる・不潔そう・時代遅れ」は、マイナス印象につながりやすいのです。

だからこそ、多くの店舗オーナーは5年でライト改装をし、10年で本格的な改装や
リニューアルを検討します。

もちろん業種や立地によっても差はありますが、「見た目のキレイさ=お店の信頼感」に
直結する業界なので、劣化に気づいたら早めに対策するのがベストです。

その他、周囲の競合がリニューアルしたことでお客さんを奪われた場合、
対抗策としての行うのは非常に効果的ですし、ターゲット層や提供するサービスを
変更するというようなブランドイメージを変えたい際には、見た目を一新することで
一貫性を持たせられます。

当社は、あらゆる店舗改装も行っております。
店舗業種や立地に合わせた、具体的なタイミングアドバイスが可能です。
ご相談、お待ちしております!